6大栄養素
更新が大変おそくなって申し訳ありませんでした!!!!!
1ヶ月前くらいにお知らせした6大栄養素についてやっていきたいと思います。
今日はとても量が多いので読むのに時間かかると思いますので気をつけてください。
私は1回ブログでやってみたいことがありまして。
それは1万字を超える長い長いブログを書いてみたい!
ということで今回はそれを書くことに挑戦してみました。
合計で1万字超えました!
なのでとても長い回になったので、数日に分けて読むことを強くおすすめします笑
まず、私たちの食事は主にこの6大栄養素で成り立っているので、それぞれどんなものがどういう働きをしているのか知ってもらいたいと思っています。
例えば冷え性が治らないとか、肌が綺麗にならないとか人によって悩みはそれぞれあると思います。
栄養素の組み合わせを知って自分の症状改善の一歩を踏み出してもらえたらいいなと思います。
このブログを読んでいただいた後、症状に対して必要な栄養素をとろう生活を見直そうとするのはいいことだと思います。
しかし、それだけとるのでは効果が十分に発揮されないため、バランスよく食事、ないしサプリメントをとることが大切なことを忘れないでください。
せっかく頑張って摂取した栄養素なのでしっかり働いて欲しい所。
この栄養素とこの栄養素は仲がいいものや良くないものもあります。
人間みたいですね笑
苦手な人、好きな人いますよね。
そう。組み合わせが大切なのです。
これらのことを忘れないようにしてください。
そんな栄養素は6つでできています。
タンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維。
まずはタンパク質から早速お話ししていきます。
タンパク質
私たちの体の18%程度構成している大切な栄養素。
コラーゲン、筋肉、臓器、ホルモン、髪、爪などを作っています。
脳も40%はタンパク質でできています。
詳細はを知りたい方は、この私たちの体は何でできているの。を参照してくださいね。
ホルモンも作っていて、体内に入ると次のようになります。
ビタミンと協力して神経の伝達物質を作っています。
大きく分けて3つに分かれます。
まず、左の抑制性の神経伝達物質について。
抑制性とはわかりやすくいうと精神を落ち着かせること。
生活していると仕事や家のことでストレスが溜まってしまうと思いますが、このストレスを緩和させるのがこの抑制性伝達物質なのです。
なので、ストレス緩和のためにタンパク質をとるということもとてもよいと思います。
次に、真ん中のノルアドレナリンについて。
これは心拍数をあげたり、血圧を上昇させたりするホルモンです。
また、医療方面で働いているひとには血圧上昇させるためのおなじみの薬剤ですね。
最後に、右にあるメラトニン。
睡眠を司っているホルモンでもあるのですが、別名幸福ホルモンと言われています。
幸せな気持ちを作ってくれるという嘘のような本当の話。
そんなホルモンがこのメラトニンです。
食事だけでなく笑ったり、規則正しい生活をするのもメラトニンを高めてくれるので一緒に取り組むとさらに効果がありそうです。
これらのホルモンに至るまで分解と合成を繰り返すのですが、ここでよく出てきているのがFe、葉酸、ビタミンCです。
つまり一緒に摂取すると効果的です。
また、タンパク質は植物性と動物性の2種類に分かれます。
これは1:1で摂取するのがよいです。
それは体に吸収される速度が違うからです。
植物性は主に大豆など豆類に含まれています。
動物性は肉、魚、卵に含まれているもので大きく分類されます。
なかなか意識しながらでないとこの1:1は守れないですね。
私も積極的に豆乳や豆腐など摂取していますが守れているのか正直なところ微妙な日もあります笑
そして肝心な1日に必要なタンパク質摂取量は自分の体重のg✖️1.5倍程度の量。
つまり体重が50Kgの人は1日75gのタンパク質をとる必要がある。
ここでみなさん自分の食生活を振りかえってみてください。
1日に必要量のタンパク質とれていますか?
結構いろんな食品に含まれているタンパク質ですが意外に必要量届いていないかもしれない可能性があると思います。
私もそうでした。
勉強してこのことを知る前は多分必要量の10ー20g程度は平均して足りてなかったと思います。
今では補うために、スーパーで買い物するとき必ず裏の品質表示をみて、タンパク質の含有量が多いものを選ぶことにしています。
例えば豆腐を選ぶときも10種類くらいあるのを全部みて選んでます。
ちょっと気持ち悪いですけど笑
また、1日3回食事をとる人はいいのですが2回の人は2回の機会で必要量とらなければならない。
これってだいぶきついですよね。
なので私は3食バランスよく食べることを推奨します。
ここで何の食べ物がタンパク質多く含まれているのか気になりますね。
しらす、いわしなど魚系が多いことが分かりますね。
よかったら参考にして毎日の食事を考えてみてください。
タンパク質って欠乏するとどうなってしまうのか。
体のコラーゲンが不足したり、筋肉が落ちて基礎代謝が減ってしまったり、食欲の低下などにつながります。
必要量とらなくても死にはしない体ではありますが、どうせならちゃんと意識して摂取して、体の調子をよくして仕事や普段の生活に全力で臨める体に整えてあげませんか?
また、このタンパク質と仲良しなのは鉄とビタミンC。
できれば一緒に摂取するとより吸収もよくなるし、体にいいのです。
私もこの3点セットは意識して一緒に摂取するよう心がけています。
体に大切な栄養素のタンパク質。
しっかり摂取して毎日元気にすごしましょう!
脂質
脂質って言葉だけ聞くと体に悪いの?あんまりよくなさそうってイメージありませんか?
しかし、脂質は体に必要な栄養素。
私たちの体は37兆個ありますが、その細胞の外側にある細胞膜の主要な成分。
これはなかったらやばいなとなんとなく思いますよね。
この脂質大きく分けて2種類に分類できます。
飽和脂肪酸は肉類やバター、ラードなどに含まれており不飽和脂肪酸は魚などの油なのでできたらこっちを多めにとることがよいです。
油脂の溶ける温度はものによって変わってくるのですが私たちの体温は主に36度前後。
牛:40−50度
豚:33−46度
鳥:30−32度
魚:10−20度
となっています。
つまり私たちの体に入った油は豚や牛は体内で固まってしまう恐れがあるということです。
お皿に残った油は時間が経つと固まっていますよね。
これが私たちの体の中で起こっているのです。
こわーい。。。。
いわゆる動脈硬化や脳梗塞などの血管系の疾患の引き金になりかねませんね。
一方不飽和脂肪酸の魚の油は別名n−3(オメガスリー)といって摂取しすぎても悪いことが一切ないという無敵な食材です。
効果は炎症を抑えたり、血流をよくする、具体的に血液の流れに拍車をかけてくれるイメージ。
なので血圧を下げたり、血糖値を下げる効果もあります。
そして、人間の脳にもDHAは含まれているので摂取は必須です。
特に妊婦さんや妊娠を考えている女性には絶対必要。
これだけ必要な栄養素は摂取しないわけにはいかないですね。
糖質
おなじみ炭水化物も糖質。
糖類って言葉もあるけどどう違うのか考えたことありませんか?
その謎を解決するのがこの図です。
実は炭水化物には食物繊維も含まれています。
すごい発見じゃない?
これ見つけた人すごいよなーって最初聞いたとき思いました笑
糖質って1番この世の中に溢れてる栄養素なんじゃないかなと私は思ってます。
ご飯、パン、牛丼、ラーメン、ピザ、パスタ、ハンバーガーなど。
この世は糖質で溢れている。
糖質ってとりすぎると脂肪になるため、過剰摂取はダイエットの敵!
ですが、実は私達の体にとって必要な栄養素でもあります。
それは私たちの体の中にある赤血球は糖質の中の単糖類であるブドウ糖を必要として生きているのです。
私達の体内には60%程度の水分つまり血液でできているため、ダイエットのための糖質制限は過剰な分を制限するのはいいですが制限しすぎはよくないのです。
どのくらい摂取したらいいのか。
それは人によって量が異なりますので
を参照して頂き、自分に必要な量を計算してみることをおすすめします。
糖質は体にとって大切。
なので、糖質は体のことを考えて摂取したいところ。
まず血糖値の変動についてお話していきます。
私たちの体は食べ物を食べると血糖値が上昇します。
これが時間が経ったり、運動したりすると血糖値が下がっていきます。
大抵の人は血糖値が下がるとお腹空くのでご飯食べて血糖値をあげるという血糖値の変動のリズムがあります。
なので、ものを食べると血糖値が上がる、食べ過ぎると血糖値が上がりすぎて脂肪細胞が取り込んで結果脂肪になってしまいます。
この血糖値が高い人というのが世の中で言う糖尿病。
この糖尿病、なんと言っても初期段階ではほとんど症状がない。
なので自分では気付きにくい。
この病気、何が怖いかというと段々と感覚が鈍くなり、段々と目が見えなくなり、最終的に透析治療することになってしまいます。
透析とは?
まず血液透析、腹膜透析の2種類があります。
血液透析は週に2,3回施設に通って1回につき約5時間程度の時間をかけてシャントと呼ばれる腕から針を刺して全身の血液をダイアライザーという機械を通し濾過して体内へ戻すというもの。
シャントは手術によって作成する必要があります。
腹膜透析とはお腹の手術をして管を作成し、そこから機械と透析液を繋ぎ浸透圧を利用して夜寝てる間にできる透析のこと。
これはお腹の腹膜が痛むとだめなので基本的に持ったとしても2年位までしかできません。
こんな風に糖尿病ってとーーーーっても怖い病気。
糖尿病はできればなりたくないですね。
なので血糖値はあまり上げたくない。。。
そこで!
ある食べ物をとると血糖値の上昇が抑えることができます。
それは食物繊維です。
食物繊維
食物繊維は不溶性と水溶性に分かれ、水溶性の食物繊維が血糖値の上昇を抑えてくれるのです。
水溶性の食物繊維はリンゴとかゴボウとかわかめとか昆布とか柑橘系の果物とかに入ってます。
なので食事の時、最初に食べるものはこの様なものから食べるとよいです。
リンゴはデザートかもしれませんがね笑
しかし、リンゴやゴボウやわかめは常に手元にあるわけではないですからそんなときはどうしたらいいのよ!
そんなときには!
私のオススメは難消化性デキストリン 。
これは水溶性の食物繊維の一種で正体はこなこなです。
私は楽天で大量の袋に入ってるやつ購入して分けて持ち歩きしてます笑
端から見るとやばいものなんじゃ。。。
覚醒剤か?という見た目。笑
それはちょっと。。。
と思った方もいると思うので、身近なものでは 特茶のからだすこやか茶とか成分に水溶性食物繊維の文字があったら含まれてます。
最近では賢者の食卓とかもありますよね。あれもそうです。
コンビニのお茶コーナー見てみたけど大体特茶とかの飲み物には入ってた。
つまりからだすこやかちゃ的なものをご飯前に飲むと糖の吸収は抑えられます。
これからカロリーが高いデザート食べに行くとか分かってたらからだすこやかちゃを飲んでからあるいは持っていって食べる前に飲めば血糖値は上がりにくい、つまり体に脂肪がつきにくいということになります。
CM見て脂肪がつきにくいとかまたまたーーー
と思っていた私でしたがこれは本当でした。
どの食べ物が血糖値をあげやすいのか。
GI値が高い食べ物。
基本的には白い食べ物は高いので血糖値を上げやすいのです。
白米、パン、うどん、パズタ、ケーキなどなど。。。
これらを食べる前に意識して水溶性の食物繊維をとるとよいと思います。
他にも、水溶性の食物繊維は体にいい働きをしてくれます。
腸内でコレステロール、胆汁酸と結びついて排出します。
新しく胆汁酸を作るときにこの水溶性食物繊維が必要なので、コレステロールが高い人はこの水溶性の食物繊維をとることでコレステロール値が下がることが期待できるといえます。
この水溶性の食物繊維は食物繊維だけとっても効果は十分に発揮できないのです。
その理由は私たちの腸内にあります。
腸内にはいろんん菌がいてイメージ的には犬とか猫みたいなペット。
そのペットの餌が水溶性の食物繊維。
つまりペットの数が少なかったら効果は少ないのでペットである菌もしっかり摂取すると効率が良くなりますね。
菌は発酵食品に入ってます。
味噌、チーズ、ヨーグルト、醤油、納豆などなどたくさんあります。
こんな理由で、菌、水溶性食物繊維はセットでとるとよいのです。
そして、発酵食品は食べると効果が十分に発揮される時間帯があります。
それは食後2時間程度です。
理由は、食事前は空腹状態であり、この時に胃酸はよく出ている状態です。
胃酸は強いので乳酸菌の働きを弱くしてしまうのです。
なので食後2時間後くらいに摂取すると胃酸はあまり出ていないので乳酸菌は腸まで届きやすくなり、働きやすいのです。
その一方で、不溶性の食物繊維はどんな働きをするのか、お話ししていこうと思います。
水を含むと膨らむ性質があるので、腸の動きを活発にし、便秘の解消に効果があります。
なので、便秘には食物繊維がいいって聞くのはこの不溶性の食物繊維のことをいいます。
また、体に溜まっている水銀など有害物質を排出してくれる働きもあります。
私たちが食べている食べ物にはなんらかの物質が入っているので、それを体の外へ出してくれるのです。
そんな不溶性の食物繊維はなんの食べ物に多く含まれているのか。
ごぼう、穀類、野菜、豆などに多く含まれています。
食物繊維は不溶性、水溶性の両方含まれている食べ物がほとんどで割合が少し違ったりしています。
基本的には不溶性の食物繊維が多く含まれているものが多いです。
現代人は1日に必要な男性20g、女性18gに達成している人は少ないので、しっかりと必要量摂取することが大切だと思います。
そして、腸内はどんな働きをしているのか。
腸はかなり大切な体の臓器。
食べ物を摂取して、綺麗な腸内であれば必要な栄養も吸収しやすいけど、汚れていたら吸収しにくいのです。
せっかく頑張って栄養摂っても効果が発揮されないのは悲しすぎますよね。
なので食物繊維を必要量とって腸内は綺麗にしておきたいなと私は思っています。
また、食物繊維を摂取することで、短鎖脂肪酸が増えます。
短鎖脂肪酸とは、大きく分けて2種類の働きをしてくれます。
まず1つ目は代謝を活性化させて代謝を促進させる機能があります。
2つ目は脂肪細胞に働きかけて脂肪の蓄積をストップします。
この2つの働きによって肥満を防いでくれ、ダイエット効果も期待できるのです。
食物繊維をとるとダイエット効果があるなんて驚きですよね。
また、免疫力とも腸は関係しているのです。
腸内と免疫が関係してるなんて考えもしたことなかった私は最初理解に苦しみました笑
この正体は、全身の免疫細胞の60−70%は腸内にあるのです。
腸の中にはパイエル板というものが存在していてそれが免疫機能を司っている司令塔的な役割を担っているのです。
風邪、インフルエンザ、口内炎、肌荒れ、アレルギー、花粉症がある人はこの免疫機能が低下している、つまり腸内環境の乱れがあるといえます。
これらの症状が当てはまるなと心当たりのある方は、腸内環境を整えるために食物繊維、善玉菌のえさである発酵食品の摂取を心がけてください。
腸内環境は善玉菌と日和見菌と悪玉菌の3種類がいます。
あまり耳にしない日和見菌とは何か。
悪玉菌でもなく善玉菌でもないが、腸内環境の影響でどっちにもなれる日和見菌。
だったら日和見菌は善玉菌になって欲しいなと思いませんか?
腸内環境が整って、善玉菌が多くあるといいことがたくさんあるのはわかってもらえたかと思います。
腸は大事な臓器で整っていればいるほどいいことがたくさんあるので、皆さんも意識して整えるようにしてくださいね。
腸内環境、食物繊維にまつわる話はかなりボリュームがあったと思いますので、なかなか1度読むだけじゃ理解できないと思います。
私もそうでした笑
3、4回先生の講義聞いたのに正直な話、全部完璧には分かった気がしないもんな・・・笑
ビタミン
ビタミンは大きく2種類に分けられます。
脂溶性ビタミンのD,A,K,Eと水溶性ビタミンのB軍とC。
では、脂溶性ビタミンからいきます。
VD(ビタミンD)
これは骨に関係するビタミン。
カルシウムと仲良しで吸収をアップしてくれます。
日光に当たるのでもビタミンDは作られるので、外に出ると作られます。
また、女性の方はAMHアップに繋がるそうです。
AMH=抗ミュラー管ホルモン
簡単にいうと残存卵子数。
年齢とともに低下し、増えることはない。
私は最初にかかったクリニックではそう言われましたが、別のクリニックでは次のような説明を受けました。
卵巣に残ってるものは銀行と考え、今使えるお金がAMH。
つまり、卵巣に残ってるものはいくつかわからないけど、今使えるものなら数がわかる。
今使えるお金、増やしたいですよね?
その方法があるそうで。それがVDの摂取に関係しているそうです。
VDが欠乏していると、AMHを作る機能が低下してしまうそうです。
なので、VDはしっかり摂取が必要です。
また、VDが多く含まれている食材は魚です。
きのこ類にも入ってますが、微々たるものなので魚から摂取するのがよいと思います。
VK(ビタミンK)
止血に関わっているビタミンです。
また、ビタミンKと似ているのですが骨を強化してくれるビタミンでもあります。
新生児が欠乏症になると消化管出血を起こすことがあるので重要なビタミンです。
多く含まれているのは納豆やカブの葉、あしたばなど。
VA(ビタミンA)
皮膚やのど、鼻などの粘膜を正常に保つための役割があります。
すなわち感染症を予防し、免疫力を高めることにも役立ちます。
また、抗酸化作用があるので有害な活性酸素を除去してくれます。
活性酸素とはがんになるもとの物質。
1日5000個は私たちの体に作られる活性酸素。
これを除去するのに役立つのがビタミンA。
しっかり摂取したいところ。
しかし、妊娠中の女性の方は過剰に摂取すると胎児奇形が増えてしまうので、前駆体であるβカロチンを摂取することをおすすめします。
βカロチンは主に野菜に入ってます。
かぼちゃ、にんじん、モロヘイヤなど緑黄色野菜に含まれています。
前駆体のβカロチンは必要量に応じてビタミンAに変換されます。
なのでたくさん摂取しておけば蓄えられます。
VE(ビタミンE)
冷え性の方には摂取必須なビタミンE。
毛細血管を広げ、血行をよくしてくれる役割があります。
オメガ3が血流の流れに滑車をつけてくれるイメージなので一緒に摂取すると血流はサラサラになる効果は高まると考えられます。
また、VA同様、抗酸化作用があるのですが、VEの方が強い抗酸化作用があります。
VCと3つ合わせてビタミンACE(エース)は協力しながら活性酸素と戦うのです。
細胞膜にVEは含まれていて、活性酸素によって攻撃されると傷んでしまうのですが、VCがVEを修復してくれるのです。
なのでVCはこまめに摂取することが大切です。
VC(ビタミンC)
はそのほかにもたくさんの役割を持っています。
まず、老化防止、風邪予防にもVCは効果的。
そして体の中のタンパク質はコラーゲンが一番多く含まれているのですが、このコラーゲンの合成にはVCが不可欠なのです。
女性の方は肌荒れやこの時期は乾燥肌など気になりますよね。
Vコラーゲンを作ってくれる、すなわち美肌効果にもなります。
体でつくることのできないVCは口から摂取するしかないのでしっかり摂取してください。
このビタミンCは活性酸素除去、ストレス、タバコ、アルコールなどで簡単に消費されてしまいます。
しかも、レンジなど熱に弱いのでホットレモンとかはVCはほとんど入ってないと考えられます。
そして、果物や野菜に含まれていてもだんだんと減っていくので鮮度の高いものを食べるとビタミンCも多く含まれているものを食べられることになります。
また、水溶性のビタミンなのでこまめに摂取することが大切です。
VB(ビタミンB群)
こちらもVC同様に水溶性のビタミンです。
なのでこまめに摂取することが大切です。
B群はたくさんあるのですが、その中でも大切なものを紹介していきます。
B1:脳で使うビタミン。末梢神経の働きを正常に保つための役割をがあります。ほかにも、食べ物で摂取した糖分をエネルギーに変えてくれるのがこのVB1。
つまり不足してしまうと糖質を代謝できず、それが疲労物質や脂肪となり、疲れやすかったり肥満になってしまいます。
B6:セロトニンといった感情をコントロールするホルモンを作る原料。つまり、キレやすい子供たちなどはVB6不足の可能性も。ほかにも、摂取したタンパク質を皮膚や髪、歯などに変えるのを手助けする栄養素。
よってタンパク質を摂取してもこのVB6が不足していると体を作るのに、困ってしまうので、VB6は不足ないように摂取したいですね。
妊娠中の女性の場合、つわりなどで苦しむ方がいると思いますが、このVB6を摂取することで、症状を軽減できるそうです。
また、女性の方もPMS(月経前症候群)はこのVB6を摂取すると軽減されるのでVB6は女性にとってかなり心強い味方ですね。
女性だけでなく、飲み会でお酒を多く飲む男性にも強い味方。
それは、肝臓に脂肪が蓄積するのをセーブしてくれます。
なのでお酒を飲んでしまった日はVB6が多い食材を摂ると内臓脂肪の蓄積が抑えられるので必見ですね。
B12:集中力や記憶力の回復に必要な栄養素。これが不足してしまうと認知症にも影響があるといわれています。
また、このVB12は貧血を防いでくれるために必要な栄養。
葉酸とVB12は協力して貧血を予防してくれるのです。
貧血で悩む方向けに、体に酸素や鉄分はどのようにして運ばれているのかそのメカニズムを説明していきます。
赤血球は色んな栄養素と協力して体に運ばれます。
車の本体が赤血球だとしたらヘモグロビンはシート、酸素が人だとしてこれらは揃ったら発車できるのです。
そしてこの赤血球の正体はVB12と葉酸。
ヘモグロビンの正体は鉄。
つまりこのVB12、葉酸、鉄が揃わないと体に酸素は行き渡らない。
貧血気味の方は鉄分だけ頑張って摂取してもこのVB12、葉酸もないと酸素を運ぶことができないのです。
また、このVB12、Dは野菜で摂取することはできません。
腸内細菌で合成はされるけど、卵や乳製品も摂取しないベジタリアンな人はこのVB12やDは不足してしまう可能性があるのでサプリで摂取することをおすすめします。
ミネラル
体を作るために摂取した栄養をちゃんと働いてくれるようにサポートする補酵素的な役割もしているこのミネラル。
種類が多いので代表的なものを紹介します。
カルシウム
骨や歯を作ってくれる物質です。
骨を作る過程で関係してくるのがリンとマグネシウム。
マグネシウム:カルシウム:リン=1:2:2
で私たちの血管は成り立っています。
食品にリンが多いもの、例えばコーラとかリンが大量に含まれているのですが、これを摂取すると骨がとけます。
それは、コーラを飲んだら血液中にリンが増える。
すると1:2:2のバランスが崩れるので、バランスを保つために骨に含まれているカルシウム、マグネシウムを血液中に流れてしまうのです。
なので、リンが多い食べ物は控えた方がよいと思います。
品質表示に書かれているなんとかリン酸とかに含まれているので気をつけてください。
そして、
体内にあるカルシウムの99%は骨を作っていますが、1%は細胞や筋肉にまつわる神経のサポートをしてしています。
イライラしてる人に対してカルシウム足りてないんじゃないのっていうのはこのことが関係していると思われます。
また、カルシウムが一番多く必要としている年齢が12ー14歳。
大人より多く必要なのです。
私も子供ができたら、カルシウム不足に気をつけないといけないなと思っています。
マグネシウム
以外にも実は骨になんと60%も含まれている栄養素。
カルシウム、リンとともに骨を作っています。
他には、酵素の働きをサポートしたり、血管を広げて血圧を下げてくれる役割もあります。
酵素はタンパク質でできてますから一緒に摂取すると働きもよりよくなりますね。
肌の角質層のセラミドを作っているので、美肌をつくるために必要な栄養素の1つでもありますね。
鉄
鉄は機能鉄と貯蔵鉄の2種類に別れています。
割合は70%は機能鉄で30%は貯蔵鉄。
この機能鉄は赤血球のヘモグロビンや筋肉に含まれています。
酸素を全身に送る役割も担っています。
一方貯蔵鉄はいわゆるストックです。
これは血液検査のフェリチンという項目がこれにあたります。
血液検査した人は、結果にこの項目があるか是非みてくださいね。
鉄は食事で摂取する時に気をつけないといけないことがあります。
鉄分は食事で摂取する場合、大きく分けて2種類に分類できます。
それはヘム鉄と非ヘム鉄です。
ヘム鉄は動物性の食品に含まれています。
非ヘム鉄は植物性の食品に含まれています。
そして、鉄は普通に摂取しても吸収率があまりよくないので鉄と仲良しのVC、タンパク質と一緒にとることが大事です。
亜鉛
タンパク質の合成、分解に必要なミネラル。
そして、生殖機能を正常に保つ役割もあります。
精子の形をよくしたり、生殖器を作るスイッチを入れる役割もあるので、とても大切です。
なので、精子の結果がよくない人はこの亜鉛をプラスすることで結果が変わる可能性もあると思います。
うちの旦那にもAIH前に牡蠣を食べてもらったら、今までで1番成績がよかったりと、効果は出てました。
牡蠣のおかげだけじゃないと思いますけどね笑
ということで、6大栄養素終わりです。
あーめっちゃ長くて終わらないかと思った笑
でも終わってよかったな。
長い長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
次回は、私がこの6大栄養素の授業を聞いて、栄養を偏りなく気にして摂取するようになって、体がどう変化したかをお伝えしていこうかと思います。
ほんと、小さいことだけど結構色んなところが変わったなーと思います。
いいことたくさん!
なので、みなさんもこの栄養素の話を生活に少しずつでもいいので反映させてもらえたら嬉しいなと思います。